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ここ数年、野球やサッカーなどでは「トレーナー」という言葉が定着しつつあります。しかし、「トレーナー」という名称は知っていてもトレーナーの役割や仕事は残念ながら認識されていません。そこで今回、「トレーナーの役割」を皆さんにお伝えしたいと思います。

1、コンディショニング
質の高い練習やトレーニングを進めるため、環境や身体の状況を整えていくことをコンディショニングといいます。ウォーミングアップやクーリングダウンの他、食事や体力づくり、休息の取り方など様々な内容があります。これらのことを進めるためメディカルチェック(医学的検査)や体力測定を行い、その結果を基に計画を立てていくこともトレーナーの役割の一つです。
2、リコンディショニング
これは体の機能を良い状態に戻すことを意味します。ケガや病気からスポーツ活動復帰までの管理はもちろん運動中止による体力低下や肥満の改善もそれに含まれます。トレーナーはドクターや各分野の専門家とよく相談し、復帰までの計画を立てていきます。
3、予防
主にケガや病気が起きないように、また悪化・再発しないように対策を立てます。特にケガの発生原因となる筋力や柔軟性などを向上させることが重要です。その他練習場や防具の整備をすること、テーピングやパッドを使ってケガを予防することもあります。
4、応急処置
トレーナーは突き指や打撲の小さなケガから生命に関わる大きなケガまで幅広く応急処置をします。
5、教育とカウンセリング
練習の時などはトレーナーがいないため、選手自身で適切な判断が出来る事が大切になります。そのため、応急処置・コンディショニングの方法・栄養・トレーニング方法も含め、選手に教育していくのもトレーナーの仕事です。また、大会や合宿を通して選手の相談に乗ったり、スタッフやドクターとのコミュニケーションをはかり選手を取り巻く良い環境を作ることもトレーナーの役割です。

第二回世界なぎなた選手権大会の日本代表選手団にも、トレーナーが団員として入っています。トレーナーとは何をする人なのか?トレーナーの目を通しての具体的なスポーツ医学のお話をさせていただきます。
今後私たちの課題として、大会や合宿を通して皆さんとコミュニケーションを取っていき、トレーナーの役割を実際の場面でわかっていただくことが大切なことと感じています。

(財)全日本なぎなた連盟トレーナー  佐藤 哲守


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